■声
先日、松井智恵さんという声楽家とLA萌MIというコーラスグループのコンサートに行ってきました。
コンサートの内容は聖歌や日本の子守唄などが主なプログラムでした。会場が新潟市内の花園カトリック教会というところで、座席が5〜60人くらいでしょうか、大きなホールとは全く違うため、声に包まれたような響きの中でとても心地良かったです。
思えば、坂本龍一+ダンスリー「The End of Asia」というコラボアルバムを初めて聴いたのが中学生の頃だったと思いますが、ダンスリーに所属している智恵さんの声をそこで初めて聴きました。しばらくして89年の同じくダンスリーの「よき人に逢っての帰り」というCDで智恵さんの声にすっかり魅了されてしまいました。
長年ファンだった人の声を間近で聴いて1曲目から鳥肌モノでした。CDの歌声しか聴いたことが無かったので関西弁のMCは新鮮で和みました。そのギャップがまた良かったりしてね。
プログラムを1曲変更して、ダンスリーのアルバムの曲をアレンジ違いで演奏してくれたのは、少々マニアックですがうれしかったですね〜。YMOファンが再生ライブでライディーンのイントロを聴いたときの心境とでもいいましょうか(笑)。
コンサートのように、同時代に生き、数時間の同じ時間を同じ場所で共有できて、こうして会えたという経験はほんとに幸福なことだと思います。
ほんと最高の午後でした。また新潟公演来て欲しいな〜。 |